自分で浮気調査は可能!?格安のGPSロガー、CANMORE社のGP102+を使って自分で調査ができるのか試してみました!
こんな人にオススメ
自分で浮気調査を検討している人、できるだけ費用をかけずに『パートナーが浮気・不倫をしているか』だけでもまず知りたい人
『自分を浮気調査でするのって、やっぱり難しいのかな…』
浮気調査をしようかお考えの方であれば、誰もが一度は考えるのではないでしょうか?
わたくし『かおりん』は過去の職業柄、浮気や不倫、探偵業についての知識が普通の人より少しだけありますので、 探偵が行う浮気調査の難しさはよく知っており、それとまったく同じ調査を、訓練を受けていない一般人が行うのはまず不可能であると断言できます。
しかしそれは『探偵が行う浮気調査とまったく同じ調査を行おうとした場合』の話。 探偵が行う浮気調査の一部分だけであれば、自分で行う事も決して不可能ではありません。
自分での浮気調査が難しいも代表的な例は『車両尾行』(バイクや自動車による尾行)。 バイクや自動車を自在に操りながら、対象者に発覚することなく目的地まで尾行を継続するというのは、一般の人はまずできません。
しかし、GPSを使って『対象者を尾行する』のではなく、『対象者の移動した軌跡を知る』事は、探偵でなくても容易にできます。
今回は、GPSを使って、自分で浮気調査が行えるかを検証してみたいと思います。 自分で浮気調査をしたいと考えている方は是非とも参考にして頂ければと思います。
自分で浮気調査で行うにあたって
本記事で行っているGPSロガーの検証は、自分での浮気調査を推奨するものでも、結果を保証するものでもありません。 自分で浮気調査を行って、GPSロガーを仕込んだことが発覚したり、プライバシーの侵害で訴えられたとしても、 当サイト及び筆者は責任を負えません。
また、今回は機器の性能を検証する為にバッグにGSPロガーを入れましたが、 通常の浮気調査では対象者に見つかってしまうリスクが高い為、バッグにGSPロガーを仕込ませることはほぼありません。
本記事の内容を参考に『自分で浮気調査』を行う場合は、必ず自己責任で行って下さいますようお願いします。
自分で浮気調査の目次
GPSロガーとは?

GPSロガーとはどんなものなのか知らない方もいると思いますので、 まずはGPSロガーとはどんなものなのか簡単に説明します。
GPSロガーとは、『GPS衛星と呼ばれる人工衛星より発せられる電波から位置情報を測定して、移動軌跡を記録する機器』の事です。 『GPSの位置情報を記録する』から『GPSロガー』です。
浮気調査においては、その機器を対象者のバッグや使っている車に仕込む事で、『いつ、どの地点に機器があったのか』が時系列で記録される為、 対象者の行動を秘密裡に把握するといった用途で役立ちます。
よく間違われるのですが、GPSロガーその時点の位置情報を記録することができるだけで、そのデバイスが現在ある位置を通信するような機能は持っていません。 つまり、『後から機器に保存されている移動軌跡を見る』事はできても、『今現在どこに機器があるか』を知ることはできないのです。 (この『今現在どこに機器があるか』が分かるタイプのGPSは『リアルタイムGPS』に分類されます)
浮気調査での用途を考えた場合は、言うまでもなくリアルタイムGPSの方が有利なのですが、 リアルタイムGPSは現在の位置情報をどこかしらに通信しなければならない為、NTTドコモやau、ソフトバンクといった通信キャリアと契約しなければならない為に敷居が高く、 初期費用、月額費用も高額になりがちです。
最も手軽なリアルタイムGPSとして有名なのは、浮気や不倫と対極の位置にある『みまもりケータイ』『キッズケータイ』といった子供用の携帯電話。 これらは、『いま携帯電話がどこにあるか』を通知する機能がありますので、立派なリアルタイムGPSの機能を持っており、実際に自分で浮気調査を行う場合にもよく使われます。
今回の検証で使用したGPSロガー『GP102+』

このように、GPSロガーは『GPSから得られた位置情報を保存する』という比較的限定された機能しか必要ない為、製品化は難しくありません。 この為、GPSロガーは様々な会社から販売されていますが、今回『かおりん』が使ったのは、CANMORE社のGP102+という製品です。
この製品はAmazonで普通に販売されており、価格は『かおりん』が購入した時点では5,000円弱でした。
普通に探偵事務所に浮気調査を依頼すると、安い探偵事務所を選んだとしてもたった1日で10万円前後、3日4日の浮気調査をするとあっという間に50万円を越えてしまいます。 それが、この機器を使って自分で浮気調査ができるなら、比べ物にならないくらい安価ですよね。
なお、今回この製品を選択した理由は、Amazonで普通に売られており、5,000円という低価格で手に入るという『入手性のよさ』からですが、 もう一点重視したのはAmazonのレビュー評価と、インターネット上のレビュー記事です。
GPSロガーは中国で作られている製品が多く、良い商品もあれば悪い商品もある玉石混淆の様相を呈しています。 何度も何度も使うものではないにせよ、いざという時に故障するようでは困ってしまいます。
このGPSロガーは、満点…ではなかったものの、他のGPSロガーと比べて比較的評価が良かった為、 今回の『自分で浮気調査ができるか』の検証は、CANMORE社のGP102+を使って行う事にしました。
GP102+は、衛星みちびきの電波を受信可能?
もう一点、GPSロガーを選ぶにあたって重視したのは、みちびきからの信号が受信できるかどうか。
『みちびき』とは、国産の準天頂衛星システムで、この衛星からのGPS補完信号を受信できるGPS機器は精度が高まります。
今回の検証内容は、バッグの中にGP102+を忍ばせて、どの程度の軌跡が撮れるかという検証を行う為、精度はさほど期待できませんが、 それでもみちびきからのGPS補完信号が受信できた方が良いに越したことはありませんよね。
将来的に、車にGPS機器を忍ばせての検証も行いたいと考えていますので、そうなった場合は『みちびき』のGPS補完信号が受信できるかどうかは更に重要性が増します。 みちびきについて詳細を知りたい方は、みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト - 内閣府をご覧ください。
さて、肝心の『GP102+でみちびきからの信号が受信できるかどうか』ですが、このGPS機器はSIRF STAR IVというチップが搭載されており、 QZSSの補足も可能になっていますので、チップ上はみちびきから送信されるGPS補完信号が利用できることになります。
但し、チップ自体は対応していても、GPS機器によってはみちびきからのGPS補完信号を利用できない場合がある模様。 いろいろ調べてみましたが、メーカーのサイトにも情報は掲載されておらず、GP102+でみちびきからの信号が受信できるかどうか正確なところはわかりませんでした。
GP102+は、一応チップ上ではみちびきからの信号が受信できそうですが、実際に測位に利用されているかどうかはわかりませんでしたので、 今後この機器を利用していく中で、継続して調査を進めたいと思います。
GPSロガー(GP102+)の使い方
格安のGPSロガーの多くは機能が限られている為、どの製品もそれほど難しい操作は必要ありません。 大抵の場合は電源をオンにすればすぐにGPSの記録が始まります。
しかし、今回利用したCANMORE社のGP102+は、実際に浮気調査で使用できるまでに少し手順がありましたので、 簡単に説明しておきます。
まず、基本的な説明方法ですが、左のボタンは左に、右のボタンは右にカーソルが移動します。 そして、右ボタン長押しで『進む(確定)』、左ボタン長押しで『戻る(キャンセル)』です。
説明書があまり新設でない事もあって、慣れるまでは結構戸惑いますが、GPSロガーを操作する事自体それほど多くありませんので、 誰でも使えるのではないかと思います!
GP102+を充電する
Amazonから発送されてきたGP102+は電池が空の状態でしたので、電源を入れる前にまず充電をする必要がありました。
付属しているUSBケーブルをパソコン等のUSBポートに刺し、もう一方をGP102+に刺すと、画面に充電中の表示がされます。 この状態のまま数時間放置すれば充電完了です!
GP102+を起動する

充電が終わったら、GP102+の右ボタンを長押ししてGP102+を起動します。
通常はすんなり起動しますが、稀に初期捕捉の衛星受信が行われることがあります。 GPSの初期捕捉が必要な場合はチャート画面が表示されますので、衛星の電波が捕捉できるところにしばらく置いておけば、勝手に先に進みます。
ログ間隔の設定
GP102+が位置情報を記録する間隔は、デフォルトで5秒、つまり『5秒に一回、GPSの位置情報を確認して記録する』設定になっています。
このままの設定でも問題ないのですが、より短い間隔で記録した方が精度が向上しますので、人によっては変えた方が良いかも知れません。 但し、間隔を短くすると電池の減りが早くなりますので、あなたの用途に応じて必要なら設定してください。
なお、今回の検証は間隔を1秒に変更して行いました。
Setting ⇒ Log ⇒ Log Rule ⇒ by Time ⇒ 1s
動作モードを決める(記録開始)
最後に動作モードを設定することで、位置情報の記録が始まります。 動作モードは5つあり、それぞれをの動作モードを試してみましたが、正直どう違うのかわかりませんでした。
という事で、今回の検証では汎用性の高そうな車アイコンの『カーモード』で行っています。
動作モードを選択すると、以下のように移動距離等が計測されている画面に変わり、位置情報の記録が始まります。 この状態になっていないと位置情報が記録されないので注意して下さい。

池袋の歓楽街・ホテル街でGPSロガーの検証
さて、自分で浮気調査を行う為には、『GPSロガー(GP102+)がどの程度の性能か』というのは事前に知っておきたいところですよね。
私自身、格安のGPSロガーがどの程度の性能を持つのか知りませんでしたので、 今回その性能を知るために、浮気・不倫中のカップルがよく訪れる歓楽街やラブホテル街をぶらぶらして、性能と精度が実用的なものなのか確認してみようと思います。
今回の検証で訪れた街は東京の池袋。
池袋にこだわりがあった訳ではないのですが、昔よく訪れていたエリアで若干の土地勘があった事、 ラブホテル街がある事、現在の住まいに近いという事から、池袋を選びました。
今回の目的は、自分で浮気調査を行うのにGPSロガー(GP102+)がどの程度使えるかを確認する事です。 この為、街中での移動は勿論ですが、いくつかのラブホテルの建物の中に実際に出入りしてみて、GPSロガーにどのような軌跡、位置情報が残るのかを確認しました。
また、本来であればGPSロガーはGPS衛星から発信される電波を受信する仕組みの為、外に出して使うものですが、 今回の検証では、『実際に自分で浮気調査を行う(対象者のバッグに仕掛けた)』という状況を想定して、 バッグの深くに入れた状態で行っています。
という事で、早速池袋の地で検証開始です!

GPSロガー(GP102+)で浮気調査ができるか否かという今回の検証は、池袋西口の丸井前からスタートしました。

池袋駅のC7出口を出たところでGPSロガー(GP102+)の電源を入れ、カーモードに設定しました。画面が変わった事を確認してバッグの奥底へしまいます。
今回は北口のロサ会館周辺の歓楽街エリアと、そこから5分ほど歩いたところにあるラブホテル街で検証をするつもりですが、 天気もよく、せっかく久しぶりに池袋を訪れたので、池袋西口公園(東京芸術劇場)の前をぶらぶらしながら、池袋駅の前を通ってロサ会館の方へ向かいます。
この辺りは立教大学が近く、また丸井や東京芸術劇場などがある為、池袋西口の中でも比較的若い人や女性が多いエリアです。

東京芸術劇場前。この辺りは浮気や不倫とはおおよそ縁が無さそうな若者が多いエリアです。

池袋と言えばふくろう。正式名称は『ふくろう路の梟像』だって。
ふくろうの像に見送られながら、池袋駅前からエビス通りという裏路地を抜けてロサ会館の方面へ。
この辺りは細い路地が多くありまので、数千円という格安のGPSロガーでどの程度の精度が出るかを検証するにはするにはうってつけのエリアです。
細い路地から西一番街まで抜けて、いよいよ北口のラブホテル街に向かいます。 女性一人で歩くのは抵抗があるかな…と思っていましたが、意外と一人で歩いている女性も多く、それほど抵抗はありませんでした。(笑)

ロサ会館の周辺なこんな感じです。細い路地が多くありますが、格安のGPSロガーでどこまで記録されるのか興味があります。
へいわ通りという線路沿いではない裏の方から北口のラブホテル街に入り、まずはGrassというホテルへ入ってみます。
このホテルは池袋北口の中でもリーズナブルな料金ながら作りが奇麗で、ラブホテル街の中でも比較的駅寄りに位置する事から、 浮気や不倫でよく使われるホテルの一つです。
フロント横の部屋を選ぶパネルで部屋をチェックするフリをしながら、ホテルの中に数分間滞在して出てきました。

Grassは結構キレイなラブホテルでした。女子会でも使えそう!
そのまま線路の方に少し歩いて、次はAREASというラブホテルへ。
このラブホテルは、料金の安い部屋からVIPルームまで様々なグレードの部屋があり、 あまりお金の無い学生カップルから、社会的地位の高い裕福な不倫カップルまで、さまざまな人が利用しています。 (何でそんな事を知っているかは…また別の機会に…)
前のホテルと同様に、部屋を選ぶパネルで部屋をチェックするフリをしながら数分間滞在。

AREASはA館とB館に分かれており、グレード別に多くの部屋があります。
ラブホテル街を、駅と逆の方向(奥の方)に歩いて左折し、次はAROMABARUというラブホテルに。
女子会でも使えそうなとても雰囲気の良いラブホテル…でしたが、部屋を選ぶパネルが無く、 フロントで空いている部屋を聞かなければならなそうだったので、入ってすぐに出てきました。
こういった短時間のログがどこまで残るのかも興味があります。

すごくキレイで女性でも入りやすい雰囲気。一人で入ってお昼寝したい。
最後に、AROMABARUから数件隣のホテルラフォーレというラブホテルに入ってみます。
このあたりはラブホテル街の中でもかなり奥の方なので、人通りもまばらで少し落ち着いた雰囲気があります。 余談ですが、ホテルラフォーレのすぐ前が民家というのにびっくりしました。池袋おそるべし…

隠れ家的な入口のラブホテル。パネルを見る限り、部屋はごく普通の作りでした。
これだけラブホテルに入れば浮気調査の検証には十分と判断し、そのままラブホテル街をへいわ通りに抜け、 裏路地を歩いて池袋駅へ向かいます。
久しぶりの池袋、パルコで洋服を見たりミスドでお茶をしたりしたいところでしたが、 行動がGPSロガーに残ってしまって恥ずかしいので、本日は寄り道せずにおとなしく帰路につくことに。
池袋駅の地下に入り、副都心線の改札でGPSをオフにして、本日のGPSロガー(GP102+)の検証を終了しました。
GPSロガーからのデータの抽出
GPSロガー(GP102+)を持って池袋の歓楽街、ラブホテル街を歩いた結果どのようなデータが得られたのか、 自分での浮気調査に使える精度なのかをさっそくチェックしてみます。
GP102+の場合はCanWayという専用のアプリを使って、GP102+のデータを抽出、確認する事ができます。
難しい手順は一切無く、わたくし『かおりん』でも簡単にセットアップできましたが、 簡単に説明しておきます。
なお、私はWindows 10のパソコンで確認しました。 環境によって、若干手順が異なったり、エラーになる場合があると思いますので、 あくまで参考程度にして頂ければと思います。
CanWayのインストール
CanWayというアプリをダウンロードしてインストールします。
製品に同梱されているCD-ROMにアプリケーションが入っているようでしたが、 私は最新版のアプリケーションで検証したかった為、TSKY CO., LTD.のページの『Drivers Download』より最新版を取得しました。
※ この記事の執筆時(2018/12/06)は、CanWay_1.1.12.zipのダウンロードができました。
ダウンロード後にzipファイルを解凍するとCanWay_1.1.12.exeに。 外国のサイトからダウンロードしたものなので、念のためWindows Defenderでスキャンして脅威がない事を確認し、ダブルクリックでパソコンにインストール。
インストール時にいくつか質問されますが、全てデフォルトのままで大丈夫です。
アプリケーションを起動してGP102+から移動軌跡データを抽出
無事にインストールが終わったら、CanWayのアイコンをクリックして実行します。
初回起動時は、名前や生年月日、性別などの情報を聞かれますが、これは運動量などを計測する為に使われる情報のようです。 浮気調査においてはこういった機能は使いませんので、全てデフォルトのまま(個人情報を入力しないまま)進めて問題ありません。
CanWay起動直後はこんな画面です。
地図は…GoogleMapが使われているみたいです。起動直後はアメリカの地図が表示されていますが、 日本のデータを取り込むと日本の地図になりますので問題ありません。
次に、本体に付録のUSBケーブルでパソコンとGP102+を接続し、『軌跡取込み』ボタンをクリック。
以下のようなダイアログが表示され、GP102+に保存されている移動軌跡が日付の一覧で表示されます。
取り込みたい移動軌跡のチェックボックスを選択して『次へ』ボタンで、軌跡を取り込みます。
GPSロガー(GP102+)の精度は!?
上記の手順を経てCanWayに取り込んだ軌跡は以下の図の通り。

まず最初に、スタート地点(丸井の前あたり)から西口公園前の信号までの間、位置情報が記録されていませんでした。
おそらくですが、電源を入れてからしばらくの間はGPSの捕捉ができないものと思われます。 浮気調査の用途としては問題ないと思いますが、余裕をもって早めに電源を入れておくのが良さそうです。
これ以外については、バッグの奥の方に入れていた割にはまずまずの精度で軌跡を記録しています。 ところどころGPSの捕捉に失敗している様子が伺えますが、どのあたりを移動したかくらいであれば十分に把握できる精度です。
但し、精度の悪いところでは10m以上の誤差が生じていますので、厳密にどこを移動してどの店舗に入ったのかをピンポイントで知りたいという用途には向いていません。
次に、自分で浮気調査を行う上で最も重要な、ラブホテルに出入りした際の軌跡がどれくらいの精度で残っていて、 どこに出入りしていたかがどこまで判断できるのかという点を細かくチェックしてみます。

最初に入ったラブホテル『Grass』の軌跡は上記の通りです。
ラブホテルに出入りした軌跡は見て取れますが、入館前後の軌跡がおかしな事になっていますね。 実際にはラブホテル前の道を歩いていたので、精度としてはいまいちです。
ただ、ポイント(赤い点)の多さから、Grassの辺りにしばらく滞在したんだな…という事は何となくわかります。

AREASに入った際の軌跡は上記の通り。
これは、入館前、退館後を含め、内部の様子までしっかりと軌跡が残っていました。 誤差は大きいところでも2~3mといったところでしょうか。
建物の中ではGPSを捕捉する事はありませんので、さほど期待していませんでしたが、 AREASでの結果に限っては、大変満足できるものだと思います。

AROMABARUに入った際の軌跡はこちらです。
軌跡としては実際の移動に近いものが残っていますが、誤差によって隣のホテルに入館したような感じになってしまっています。
誤差はだいたい10mくらいなので、精度としてはそれほど悪くないのですが、このような『建物が密集した場所』では、 ピンポイントで位置を特定するのは難しいようです。

一番結果が悪かったのが、次のホテルラフォーレ。
道を歩いている時点で既にGPSを正確に捕捉しておらず、道路を歩いている軌跡すら残っていません。 実際にはホテルラフォーレも入館しているのですが、その軌跡は一切残っていませんでした。
おそらくですが、前のAROMABARUに入館したところで既にGSPを捕捉しておらず、 GSPを再捕捉しないままのすぐ近くのラブホテルに入館した為、このような誤差の大きな結果につながったのだと思います。
まとめ
今回、GPSロガー(GP102+)を使って『自分で浮気調査ができるか』という観点から検証を行いましたが、 『かおりん』の感想としては『想像より使える』というものでした。
GPSロガーはバッグの奥底にしまっていましたので、バッグの生地やバッグ内の小物、財布といったいくつかの遮蔽物があり、 GSPを捕捉する環境としては相当悪い条件です。
にもかかわらず、誤差はあるにせよそれなりの精度の位置情報が残っていたというのは驚きの結果でした。 (この記事もお蔵入りにならなくて済みました!)
また、今回は池袋という建物が密集したエリアで検証を行った為、より位置を把握するのが困難だったというのも要因としてあります。 田舎の都心部や郊外のラブホテルであれば、ここまで建物が密集していない事が多いと思いますので、対象者のおおよその行動を把握する用途であれば十分に実用できそうです。
半面、今回の検証の条件がGPSロガー(GP102+)で軌跡を残せる限界という印象を受けました。 つまり、もっとバッグの生地が厚かったり、バッグのより深いところに仕込んだ場合、GSPを捕捉できずに軌跡がまったく残らない可能性もありそうです。
この為、もしあなたが自己責任において『今回紹介した方法で自分で浮気調査』をするなら、 GPSロガーを実際にバッグに隠した上で近所を歩き、どの程度の軌跡が残るのかを確認した上で行った方が良いと思います。
また、これはそもそもの話なのですが、GPSの履歴は『司法の場で、浮気や不倫を証明する為の証拠とはならない』点も注意が必要です。
GPSの軌跡は後から編集もできてしまいますし、今回の検証でも『建物をピンポイントで特定する』用途では使えず、 何より対象者から『ホテル街を歩いていただけだ!』と言われてしまうと、それ以上の追求はできません。
したがって、『GPSロガーの軌跡を突き付けて浮気・不倫を認めさせる』用途には使えたとしても、司法の場では証拠として使えないものです。
自分で浮気調査を行うなら自己責任で!
しつこいようですが、自分で浮気調査を行うなら自己責任で行ってください。
本記事の検証は、自分での浮気調査を推奨するものでも、結果を保証するものでもありません。 自分で浮気調査を行って、GPSロガーを仕込んだことが発覚したり、プライバシーの侵害で訴えられたとしても、 『かおりん』は責任を負えません。
また、今回はあくまで実験的な検証という事で、バッグにGSPロガーを入れましたが、 通常の浮気調査では、バッグにGSPロガーを仕込ませることはほぼありません。 (有用ではあるのですが、見つかってしまうリスクが高い為)
こういった事を十分に理解した上で、それでも『お金がないから…』といった理由で、ご自身で浮気調査をされるのであれば、 自己責任の上で、慎重に慎重を重ねて実行する事をお勧めします。
自分での浮気調査に限界を感じたら…大手の安心感と格安料金で評価の高いHAL探偵社
調査料金: | 96,000円~(探偵2名/1日) |
---|---|
料金体系: | 成功報酬&料金後払い |
規模・拠点数: | 国内最多クラスの全国18拠点 |
リモート対応: | 依頼者の自宅付近での出張カウンセリングや、サイト上の「診断シミュレータ」により、非対面での情報開示に力を入れている。 |
調査員の質: | 自社で探偵学校を運営、全員バイク免許を所持 |
支払方法: |
一括、分割、クレジットカード![]() |
相談方法: |
電話、メール![]() ![]() |
※ 『調査料金』は、一日8時間の浮気調査としてHAL探偵社の単価を適用して計算したものです。これは一般的な経費を含む金額ですが、調査内容や調査員の人数、調査地によって別途料金がかかる場合があります。必ず探偵事務所に確認してください。 |

HAL探偵社なら、浮気調査の現場を熟知したNPO法人日本家族問題相談連盟公認のカウンセラーが24時間年中無休で窓口業務を行っていますので、迅速にあなたの悩みを相談する事ができます。
HAL探偵社は大手探偵事務所ならではの信頼感と格安の料金の二つの大きな魅力で、当サイトからも多くの人が相談をしている人気の高い探偵事務所です。パートナーの浮気や不倫で悩まれている方は、前向きに検討頂きたい探偵事務所です。