夫の風俗通いが発覚!「仕事上の付き合いでしょうがなく…」という夫。これって浮気や不倫になる?
こんな人にオススメ
夫の風俗通いに困っている人、風俗とはどんなところかを知りたい人
男性とは、いつの時代にあっても一人の女性に縛られたくないと考えるもの。
愛する妻と何不自由のない幸せな生活を送っていたとしても、いずれは他の女性に目移りして、浮気や不倫の関係に…という話は、女性よりも男性に良く聞かれる話です。
これを証明する良い例としては、世にある風俗は大半が男性向という事実です。 中には女性向けの風俗もあるにはありますが、そういった店舗は相当限られていますし、それを利用する人数としてもごく少数。
これは、男性と女性でお小遣いの額や、自由に使える時間の違いというのも一因としてあるものの、 やはり最も大きな理由は「男性と女性の倫理観や異性に対して求めるものの違い」という点が一番大きいのではないでしょうか。
しかし、浮気や不倫は民法上の不貞行為にあたるリスクが高い行為の為、そこまでの覚悟はないけれど、 定期的に風俗に行って疑似恋愛を楽しみ、性欲を満たす…という男性が数多く存在するのも周知の事実です。
さて、このように、世の男性がハマる風俗というものが一体どういうものなのか、 浮気や不倫とはどのように異なるのかという点を、浮気調査に精通した筆者の観点から解説したいと思います!
女性の多くは、風俗の実態をご存知ないと思いますし、生々しい話や表現もあるかと思いますが、 風俗とは実際にどういうものなのか、知って頂ければと思います。
夫の風俗通いの目次
風俗とは一体どんなところ?

一言で風俗と言っても、女性の方々はその細かなサービス内容や支払われる金額について、具体的に知らないという方も多いのではないでしょうか?
女性にとっては風俗というのは未知の領域という方も多いと思いますので、まずは風俗とは一体どんなところなのか、どんなサービスが行われるところなのかを、少しお話ししたいと思います。
一言で風俗といっても、業種や種類は様々
風俗の一般的な定義としては「性的なサービス」が提供される業種の事をいわゆる「風俗」と呼ぶ事がほとんどです。
具体的には、ピンクサロンや性感マッサージ、デリバリーヘルス、店舗型のヘルス、ソープランドといったものは風俗と呼んでも差し支えないと思います。
他方、性風俗関連特殊営業に含まれる業種・店舗を「風俗」と呼ぶ事もあり、この定義で括る場合はキャバクラやセクシーパブ、ナイトクラブといったいわゆる「カンパイワーク」も風俗に含まれます。
但し、何も補足や脈絡もなく、ただ単に会話の中で「風俗」の文言が出た場合は、前者の「性的なサービス」が提供される業種を指す事がやはり一般的でしょう。
風俗の業種や種類によってサービスが異なる
風俗の業種や種類によって細かな点は異なるものの、いわゆる「風俗」で提供されるサービスとして共通するものは、 「サービスは裸(または裸に近い)格好で行われる」「(類似)性行為が行われる」「男性と女性の一対一で行われる」という3点です。
つまり、端的に誤解を恐れずに言うと、女性が男性の顧客に対して、射精というサービスを提供するビジネスの総称が「風俗」という事になります。
風俗の業種や種類による料金の違い
風俗の業種や種類によって、提供されるサービスが異なりますので、当然料金も変わってきます。大雑把な料金としては、大体以下の通りでしょう。
風俗の業種や種類による料金の違い
- ピンクサロン(ピンサロ)
- 5,000円~8,000円(30分~40分)
- 性感マッサージ
- 7,000円~15,000円(60分)
- 店舗型のヘルス
- 10,000円~20,000円(45分~60分)
- デリバリーヘルス
- 15,000円~30,000円(60分~90分)
- ソープランド
- 20,000円~60,000円(60分~90分)
勿論、サービスを提供する女性の属性や時間によって変わってきますが、各風俗を一回利用した時の料金としては、おおよそこのような感じです。
それぞれ提供されるサービスの種類は異なりますが、あまりにも生々しすぎる為、ここでは細かく言及しません。もし興味のある方はGoogleで検索してみてください。
風俗通いは、浮気や不倫と同義?

風俗に関する説明が長くなってしまいましたが、この記事で本題となっている「夫の風俗通いは、浮気や不倫にあたるのか?」という点について説明したいと思います。
風俗に通う夫の心理
風俗に足繁く通う夫の心理として最も多いのは、「性的な欲求を満たすため」という理由に尽きるでしょう。
特に、妻との夫婦関係が疎遠になっていたり、または全く無くなっている(セックスレス)の状態の夫が風俗に通う事が多いようです。
また、単純に性欲を満たす為という以外で、
・妻以外の女性とイチャイチャしたいから
・妻には言えない性癖を風俗で満たすため
という理由で風俗に通うという人も。
前者の場合は、単純に性欲を満たすというよりも、女性の甘えたい、精神的に満たされたいという心理からくるもので、 後者の場合は、特殊な性癖を妻が受け入れてくれないからという一風変わった理由です。
ただ、いずれにしても風俗通いの根本理由としては「妻との関係がうまくいっていない」という点が根本的な原因になっているケースが多く見受けられます。
風俗も法的には「不貞行為」!しかし…
浮気や不倫の法律上の定義、つまり法律上の「不貞行為」とは、「定期的に(複数回に渡り)特定の人物と性交渉やその他類似の行為を持つ」事を指します。
例え風俗であっても、特定の女性と性交渉やその他類似の行為を何度も行っていれば、法律上の「不貞行為」に当たりそうですが、実際のところはどのようになっているのでしょうか?
結論から言うと、性的な関係のある風俗に複数回継続して定期的に通っている場合は、不貞行為として認定される可能性があります。
しかし、一般に不貞行為と認められるのは、いわゆる「本番」までいったときです。 現実的には、これを立証する事は困難な為、風俗通いを理由とした離婚請求はなかなか認められない現実があります。
スナックやキャバクラの女性(キャスト)と不貞行為に及んだ場合は?
では、風俗ではなくスナックやキャバクラの従業員の女性と不貞行為に及んだ場合はどうでしょうか?
この場合の例として、2014年に、銀座のクラブママが夫に「枕営業」をし、妻が賠償請求をしたものの、妻の賠償請求を退ける判決が出た事件を紹介します。
この事件は、東京・銀座のクラブのママである女性が、客の会社社長の男性と約7年間、繰り返し性交渉したとして、男性の妻が「精神的苦痛を受けた」と女性に慰謝料400万円を求めたものです。
判決で裁判官は売春を例に挙げ、売春婦が対価を得て妻のある客と性交渉しても、客の求めに商売として応じたにすぎないと指摘。 「何ら結婚生活の平和を害するものでなく、妻が不快に感じても不法行為にはならない」とした。
そのうえで、枕営業は「優良顧客を確保するために要求に応じて性交渉をする営業活動」とし、「枕営業をする者が少なからずいることは公知の事実だ」と指摘。 「客が店に通って代金を支払う中から、間接的に枕営業の対価が支払われている」として、枕営業と売春は「対価の支払いが、直接か間接かの違いに過ぎない」とした。
判決によると、男性と女性は2005~12年、月に1、2回のペースで主に土曜日に、昼食をとった後、ホテルに行って夕方に別れることを繰り返した。 この間、男性は同じ頻度で店に通っていたため、裁判官は「典型的な枕営業」と認定し、妻の請求を退けた。妻は控訴せず、判決が確定した。
スナックやキャバクラの女性と店外で不貞行為に及んだ場合であっても、それを理由に賠償請求を請求するというのが難しいという事が見て取れると思います。
但し、風俗通いが不貞行為に当たらないとしても、度重なる風俗店利用は民法第770条の「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。」に該当し、 離婚原因となる場合もありますので、一概に風俗通いが全てこのような判決になるとは限りません。
風俗は、浮気や不倫と(少なくとも法的な扱いは)同じではない!
このように、風俗であっても浮気や不倫であっても、行われる行為としては結局は「性行為」なのですが、法的な扱いについては、両者で大きく異なるというのが一般的です。
もっと言うと、同じ行為を行ったとしても、浮気や不倫は「重く」、風俗は「軽く」扱われがちなのです。
もちろん、個別の事情によって裁判でどのような結果が出るかは異なるのですが、今までの判例を見る限り、 夫が風俗やキャバクラの店員と特別な関係になったとしても、通常の浮気や不倫と同じ結果は出ない可能性が高いという事が言えます。
夫の風俗通いが発覚した時のおすすめ対処方法

夫の風俗通いが発覚した場合、ここまでの説明の通り、不貞行為を理由とした離婚請求や精神的苦痛を理由とした慰謝料請求が難しいという事がわかりました。 それでは、夫の風俗通いが発覚した場合、どのような対処方法が最適でしょうか。
浮気調査や、浮気・不倫の相談を多く受けた経験から、多くの人が選択する対処方法についてお話しします。
風俗までなら、割り切って許す
風俗なんて、お金はかかるし病気は貰う可能性はあるし、いい事なんて一つもない!女性の立場からすると当然そう考える方がほとんどだと思います。
しかし、男性は常にプライドを持ち、可愛い女性と関係を持ちたいもの。それに、風俗通いを禁止してしまうと、却って浮気や不倫に発展してしまうという逆効果を生んでしまう事もあります。
そこで、風俗遊びまでは割り切って、「風俗までなら許すけど、浮気や不倫は許さない!」という考えを持つ女性が一定数いるのも事実です。
それに、ほとんどの場合は夫の風俗通いは一定の期間で終わります。 仕事が忙しかったり、子供にお金がかかるようになって風俗に通えるようなお小遣いが捻出できない…といった状況になると、男性の風俗遊びは落ち着いてくるものなのです。
こういった事から、節度のある(?)風俗遊びまでは大目に見て、しばらく様子を見るというのも一つの手でしょう。
良好な夫婦関係があれば、風俗への興味も減少する
夫が風俗に向かう原因は、その多くが夫婦間のセックスレスによるものです。
中には「妻には求める事が難しい特殊な性癖を風俗で満たすため」という人もいますが、これはごく少数。 ほとんどの場合が夫婦間の不仲によるものなのです。
裏を返せば、良好な夫婦関係を取り戻せれば、夫の風俗通いが減少の方向に向かうというのが定説です。
風俗に通っていた夫と、夫婦関係を戻すというのは抵抗がある方も多いのではないかと思いますが、 とは言え、良好な夫婦関係が無ければ、風俗通いどころか不貞行為に抵抗が無くなってしまい、 浮気・不倫に発展する場合もありますので、長期的に考えるなら「良好な夫婦関係を維持する」のが得策でしょう。
離婚を検討する
前の項で「不貞行為を理由とした離婚請求や精神的苦痛を理由とした慰謝料請求は難しい」という話をしましたが、 これはあくまで司法の場での話です。
司法の場ではなく、話し合いによる離婚、つまり「協議離婚」をするのであれば、お互いの同意さえあれば離婚は難しくありませんし、 特別な理由も必要ありません。
もしあなたがどうしても夫の風俗通いが許せないというのであれば、「あなたの風俗通いがどうしても我慢できないから、離婚しましょう」 といった話し合いで、協議離婚を模索するというのも一つの方法です。
もちろん両者の合意がなければ離婚は成立しませんが、夫としても風俗に通っている負い目がありますので、 妻側が有利な状況で話し合いが進む場合がほとんどです。
まとめ
今回の記事は如何でしたでしょうか?
女性があまり知ることのない風俗の実情や風俗と浮気や不倫の因果関係について、ある程度お話しできたと思います。
風俗であっても不貞行為。夫が見ず知らずの女性と肌を合わせるというのは、どんな夫婦であっても決して気持ちの良いものではないですし、 嫌悪感を抱くというのも理解できますが、とは言え離婚や慰謝料請求を望んでも、司法の場でなかなか解決が難しいというのもまた事実としてあります。
この為、夫の風俗通いを早めに察知して関係を改善する、もっと言うと、夫が風俗に通うことが無いような家庭づくりを日頃から心掛けるというのが大切です!
また、もし夫の風俗通いがなかなか改善されないようであっても、早急に離婚に向かうのではなく、冷静に長いスパンで解決する方法を考える事をおすすめします。
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